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ショート×2

第一話「地球2号」

・・・・ここは。広い広い宇宙の中のたった一つの星。僕は不思議なロケットで、たった一人、ココにたどり着いたんだ。
この星はそれはそれは、とてもキラキラピカピカで、僕が前にいた星とは全然違う星だった。空気が澄んでいて、空には雲一つない。
もちろん海も透明で透通っていて、まるで青色を抜き取ってしまったくらい綺麗だったんだ。魚の様な生き物が気持ち良さそうに
泳いでいた。僕は木に生っている赤い果物の様な物を食べながら、話をできる人を捜しだしたんだ。。

・どれ位もう歩いただろう?一ヶ月?二ヶ月?、それとも一週間位?僕は解らなくなる位、沢山沢山歩いたんだ。
何度も何度も繰り返し、似たような道を。何処まで行っても同じような道を。
初めは綺麗な星だと思ったんだけど。何処まで行っても変わらない景色に僕は飽きてしまったんだ・・
僕は結局、来たであろう道を戻り、ロケットのある場所まで戻ることにしたんだ、何故だか帰りは行きよりもっと長く感じた。
なんとかロケットにたどり着くことのできた僕は、この星の反対側に行くことにした。でも反対側にいっても同じだった。

第ニ話「N」

僕は次の星に行くことにした.。そしてニ十四年と九ヶ月と八日が経つと、また違う星についた。そして一週間程歩くと僕は凄い光景を眼にしたんだ。
今度の星は凄い星だった。何が凄いかって。車が空を飛んでいて、ほとんどのビルが雲を突き抜けていた。
それなのに一日中太陽が昇ってるみたいに明るかったんだ。。 人?はいたんだけど、皆無口で同じ作業を繰り返していた
僕はまた話のできる人を捜した。しばらく捜すと一人の人?が僕に話しかけてきた。 {あなたはこの星の住民登録者ではありませんね?}
そう言うと僕を凄い広く奇妙な所につれてったんだ。。しばらくすると今度はまた違う人が話しかけてきたんだ。。 {ニルヴァーナ様ですね?M-B様がお呼びです、さあこちらにどうぞ・・・} 「なんで僕の名前を知っているの?」 僕がそう尋ねてみても、返事はなかった。
そして広間の奥へとどんどん進み、やっとM-B?に会うことができた。{・・・・・おぉニルヴァーナ・・・ココにまた戻ってくるとは、皮肉なものです・・・} 「なんで僕の名前を知ってるんですか?」 僕はM-Bにたずねた。 {・・あなたの乗ってきたロケットを作り。ニルヴァーナ自身を創ったのも私だからです。。。。あなたは私と人間との間に生まれた。アンドロイドです。そしてもう人間が誰一人いなくなった今、この星の最後の心もあとわずかでつきてしまいます。心がなくなればこの星はもう終わりでしょう。誰も修復作業をしなくなり後はただ滅びをまつだけ・・どうやらあなたにも、心を得る事はできなかったようですね。ニるヴぁ010・・・・} ・・・僕は・・・驚かなかった。。。。そんな気は、していたから。。両足も両腕も鉄みたいに硬いし。涙もながした事なかったから。
・・やっと辿りついた・・。。 そう思った瞬間僕の視界は少しずつ狭くなった。 エネルギーはまだ十分にあった。
でも、何にも見えなくなり。何にも聞こえなくなった。そして体がいう事をきかなくなったんだ。。。

第三話「お金で買えないモノ」

・・・・(アノ)ときから、いったいどの位たっただろう?色もなく音もなく、ただの無をずっと僕はメモリーし続けている・・・

紀元後2109年 12月24日 AM6時23分 生命反応0.002%




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